クライアントの課題解決と新規事業支援に向けて。 店頭における配荷促進要因とBtoCサービスの業界調査を実施

NUMBER
38
CATEGORY
業界調査 

サマリー

課題:クライアントへの提案力強化、クライアントの新規事業支援に向けた最新の業界動向を把握したい
案件テーマ:店頭配荷促進要因における市場調査/BtoCサービスの市場調査
成果:アドバイザーの実体験に基づく知見も参考に、ソリューションや事業プランで検討すべきことが明確になった

 事業内容を教えてください。

「優れたアイデアだけが、最強のコミュニケーションを可能にする・・・」を原点として「Ideas win」を企業理念に掲げる総合広告会社です。広告コミュニケーションは日々変化を続けますが、クライアントの抱える様々な課題に対して、コミュニケーション・デザイン、デジタル・ソリューション、ダイレクトマーケティング、グローバル・マーケティングの領域で最適なソリューションを開発・提供しています。

ビザスクのご利用のきっかけを教えてください。

博報堂DYグループのグループ全社の取り組みで、新規事業の立案に参画していました。その活動の一環で、「知らない業界については、ビザスクを使ってみたら…」と勧められたのが、ビザスクを知ったきっかけです。1時間から、業界経験者に面談、質問ができるスポットコンサルというサービスがあると知り、通常の業務でも活用できるのではと思い利用しました。

具体的な案件内容を教えてください。

1つ目の案件は、店頭配荷促進要因の調査です。メーカークライアントに、より実効性の高いソリューションを提案していくために、当社のクライアントの先にいらっしゃる流通担当者様の実務の実態を知りたかったという背景がありました。本やネットで業界の全体の傾向は、把握はできますが、広告業界からのリレーションの場合、店頭の現場で実務に関わられている方が本当は何にお困りなのかという生の声を把握しにくい面があります。そこで、複数店舗に共通する店頭配荷に関するノウハウを持たれている方のアドバイザーのリストアップを依頼しました。流通配荷の意思決定基準やフロー、現場の最先端のプロモーションの課題などをお伺いし、メーカーサイドが店頭配荷に向けてどのような働きかけをすることが必要なのかをお伺いしました。

アドバイザーの方は、大手GMSでバイヤーやオンラインスーパーのマーチャンダイジングを担当し、取扱領域も食品、日用品、住居用品、家庭雑貨と大変経験豊富な方でした。ご自身の勤務先だけでなく、業界全体の動向も踏まえて、店舗やオンラインなどの販売チャネルと商品のパターンで課題をお伺いさせていただきました。

2つ目の案件は、BtoCサービスの市場調査です。当社の主要ソリューションは、広告コミュニケーション領域になりますが、クライアントと協業しながら新しい事業を立ち上げるような取り組みも増えてきています。今回は、新たな事業を検討していく中で、インバウンドニーズに対応した経験をお持ちの方にお話をお伺いしました。実際に海外のお客様への対応を進めている経験者の方でしたので、「インバウンドのニーズは実際に増えているのか」「海外のお客様にどう認知していただいているのか」「言語対応などでの工夫点」などをご質問しました。

スポットコンサルの成果はどのように認識されていますか?

いずれの面談でも、クライアントへの提案の前提となる業界の動向や実務課題の把握という当初の目的は達成できたと考えています。どういったご提案をするとより実効性のあるクライアントの課題解決につながるのか、新規事業を進める上でどのような点に留意しないといけないのかなど、当社の提案活動にとって参考になる情報をいただくことができました。

新しい取り組みをしていく上では、何を考えておかないといけないのかという検討仮説を立てる必要がありますが、情報がない中ではなかなか現実感のある仮説を描きにくいものです。「今、どうなっているのか」を知ることで、「何ができるのか」、「何をすべきか」といったことが明確になりました。

当社でも各種のリサーチ、定性グループインタビューはよく実施していますが、調査目的の場合はどうしても「きちんとした回答」をいただくことが多くなります。ビザスクのスポットコンサルでは、実体験に基づいたある種の「ぶっちゃけ話」をお伺いすることができるのが良い点だと思います。そうした情報を得ることで、想定外の範囲を少なくしながら、検討を進めることができると感じています。

今後、ビザスクをどのように利用していくお考えですか?

クライアントとの関係構築でもソリューションの提供においてもスポットコンサルでの情報収集は有効な手段だと感じています。当社でビザスクを利用したのは、私が初めてでしたので、社内にもスポットコンサルによる情報収集のアプローチを紹介するために、勉強会も実施しました。そこから、他部門でもスポットコンサルの利用の事例もでてきています。クライアントの課題も高度化する中で、よりクライアントの目線に近いスタンスで課題解決のご支援をしていくために、社内でもスポットコンサルのような情報収集法は今後も活用していけると良いと考えています。