新規事業プランコンテスト通過案件のプランニングに活用

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スマートフォンアプリ マーケティング 新規事業 

FAXを中心に、メール、インターネットなどの様々なIT基盤を活用したサービスを提供し、約7000法人の営業支援実績を誇る株式会社ネクスウェイ。コミュニケーションクラウドサービスの展開を目指し、従来の通信ビジネスから領域を広げ、様々な法人の販売促進の効果向上や業務の生産性向上に貢献しています。今回は、NEXLINK事業本部コミュニケーションデザイン事業部1グループ リーダー難波 紀充氏と人事部丸尾 拓也氏にビザスクの利用事例についてお話をお伺いしました。

サマリー

  • 課題:自社にとって不慣れなBtoC領域の新規事業の推進に向け、効果の期待できる施策のプランニングを進める
  • 案件テーマ:B to Cアプリのリリース時のユーザー獲得・プロモーション方法
  • 効果:目指す姿を達成しているアドバイザーの知見をもとに、新たな視点でプランを策定できた。社内でも、実例をもとに説得力のある説明ができた。

ネクスウェイの事業内容について教えてください。

当社の考えるビジネスドメインは様々な手段を通して「伝えること」そのものです。FAX通信サービスから始まり、現在は、メール送信・ダイレクトメール・テレマーケティングといった多様な手段を取り入れ、企業の販売促進・営業代行・顧客育成を目的としたエクスターナルコミュニケーションの企業ニーズにも対応しています。業務効率化から営業支援に至るまで、それぞれの業務ニーズに合わせて、現在では7,000法人のご支援をしています。

ビザスクのご利用のきっかけを教えてください。

 当社では、新規事業の創出に力を入れており、様々なビジネス創出の方法を模索しています。その中で、社員のアイディアや構想を形にするボトムアップ型の新規事業プランコンテストを年に1回実施しており、2015年度で3回目を迎えています。当社の事業領域はB to B領域がメインですから、コンテストに提出されるアイディアもB to B領域のものが多くなる傾向があります。しかし、今年度初めて、B to C領域でのビジネスアイディアがコンテストを通過しました。具体的には、B to Cのスマートフォンアプリ事業になります。コンテストを通過した後には、事業化に向けて詳細な事業計画を立案していくことになりますが、社内には、B to Cのアプリに関する知見はありませんでした。そこで、より精度の高い事業プランを策定し、具体的に事業を進めていくために、社外の知見をお持ちの方にお話をお伺いしたいと考えました。そこで、ビザスクに相談をしました。

具体的な案件内容を教えてください。

ひと言で言えば、「B to Cアプリのリリース時のユーザー獲得方法」についてです。これまでにも近しい領域の他社アプリはローンチしていましたので、過去のデータを分析して数値計画を立てることはできました。しかし、実際に立ち上げ時に、どのように初期ユーザーを獲得していけば良いのか、必要な取り組みのイメージがついていませんでした。クチコミの評判がポイントになるという仮説は持っていましたが、具体的にいつ、どのような打ち手を打つ必要があるのか、より確信をもって事業を進めていかなければなりません。そこで、1000万以上のダウンロードを獲得しているB to Cアプリのローンチ経験者で、プロモーション施策の成功事例を有するアドバイザーの紹介を依頼しました。

アドバイザーは、求める要件にマッチしていましたか?

 紹介いただいたアドバイザーは、アプリの立ち上げ期から4年に渡って現在もアプリ事業に携わっていらっしゃる方でした。お話いただいた内容は、まさに「求めていた成功事例」でしたね。

面談の場では、サービスのリリースから現在に至るまでの成長の歩みと、時々のタイミングでどのような判断から打ち手を打ったのかをお話しいただきました。過去のプレスリリースをもとに時系列で取り組みを話していただき、どの施策がアプリのユーザー獲得に効果的であったのか、戦術レベルで理解することができました。例えば、「ベータテスト期間に、メディア露出と広告を活用して初期ユーザーを獲得する」などという現状の段階で、すぐに取り入れたい施策のヒントをいただきました。また、「台湾、香港を起点にアジア各国にユーザーを拡大していき、そのトピックスから日本国内でも注目を集めることに成功した」などのお話では、中長期的な事業の可能性についても示唆をいただけたと思っています。さらに、アプリ事業というと、どうしてもオンラインでの施策に注目しがちですが、ユーザーに影響力のある層に、リアルな場でも働きかけるという取り組みは新しい視点でした。具体的な方法論は、アドバイザーの実施したものとは異なりますが、当社なりのリアルでのアプローチの施策を進めています。

 

スポットコンサルの成果はどのように認識されていますか?

自分たちが知らない領域の経験者の成功体験をお伺いできると、気付きがたくさんありますよね。特に今回は、いつ、なぜ、そのアクションを行ったのか、背景も含めてお伺いできたことで、今後の当社の事業の中で取り得る選択肢の幅が大きく広がったと実感しています。

また、経営層や社内の関係者に対しても、実例をもとに説明することで納得感の高いコミュニケーションができたと思います。数値目標などは、公表数字で仮説を構築しますが、どのように実現するかについて、実例をもとに計画を説明することができました。新規事業だからこそ、社内に知見がない中で、外部の経験者の話を、リアリティを持って伝えることができた点は、プロジェクトの進行に大きく貢献していると思います。

 

今後、ビザスクをどのように利用していくお考えですか?

 外部の知見を得るという意味では、お客様や当社の関係者のネットワークを活用して、様々なお話をお伺いする機会は作ってきました。しかし、その内容が経営全般や既存事業の拡大に向けた構想についてであったために、当社のネットワークで情報を入手できたのだと思います。しかし、新規事業では、社内に相談できる人がいないというのは、各社共通の悩みではないでしょうか。自社の事業領域とは異なるフィールドでは、実務的なお話をお伺いできる方に出会うことは、なかなかできません。自社事業から少し離れた領域で、知りたいことが出てきた際には、今後も継続してビザスクを利用していきたいですね。