第一人者からの良質な一次情報を、ビジネスの仮説検証に活用

NUMBER
20
CATEGORY
市場調査 業界調査 

ビザスクのご利用のきっかけを教えてください。

 これまでも社外の知見を活かして事業を進めるという考え方で、社外リソースを活用してきました。例えば、顧問サービスなどもその1つとして利用したことがあります。顧問として、数カ月単位でお願いして会社に入り込んでアドバイスをいただきたいケースであれば良いのですが、契約期間中に状況が変わることや、テーマが完了してしまうこともあり、機会を活かしきれていないと感じることもありました。そのような時に、ビザスクというスポットコンサルのサービスがあると知り、評判を調べてみました。スポットで1回1時間から知見をお持ちの方の話を聞けるという形式に魅力を感じて利用してみました。

どのような案件を依頼されたのでしょうか?

 これまでに数件の面談を実施しています。大きく分けると「自社の業界や事業の見通し」を立てるためと「クライアント企業へのより良い課題解決」のための情報収集の2つに分けられると思います。

「自社の業界や事業の見通し」を立てるための情報収集については、当社の展開する事業特有のニーズによるものです。当社は、アドテク事業を展開しており、広告主、アプリ、ハードウェアなど様々なプレイヤーの動向を把握しておく必要があります。しかし、業界の構造上プレイヤーが多様かつ多層であり、必ずしも情報を既存のネットワークの中で収集しきれないこともあります。しかし、業界の大きな流れを把握して、今後の見通しを立てていく上では「謎を解くための良質な一次情報」が必要になります。そこで、ビザスクを通じてアドテク業界と関わる第一線の分野で活躍されている方にインタビューをさせていただきました。

1つ目の案件は、「ある新しいデバイスの普及がどの程度進むのか」という関心から、精密機器メーカーの技術部長層の方にお話を伺いました。精密機器の産業構造を理解したことで、今後の普及の仮説を検証することができました。2つ目は、「インターネットメディアにおける広告とコンテンツの境界」への関心事から、雑誌業界の方にPR企画や、広告、記事の違いについてお話をいただきました。3つ目としては、「スマートフォンにおける広告の可能性」の仮説検証のために、アプリの構造やアプリ広告の現状について、業界トップクラスのマネージャー層の方にお話いただきました。いずれの案件でも、2~3名の方にお話をお伺いして、新しい情報について学びながら自社で考えている仮説の検証の材料として活用させていただきました。

「クライアント企業へのより良い課題解決」のための情報収集としては、日本製品の海外進出と海外プロモーションのテーマで面談しました。当社でも海外の情報は積極的に収集していますが、特定の地域の実態についてはなかなか把握しきれないこともあります。このテーマでは、実際に米国で事業を展開している方が、日本帰国中に時間を作ってくださり、製品の特性を踏まえて「このような売り方をしたら良い」と具体的なアドバイスをくださいました。他にも、中国や台湾でEコマースを展開するときに言語をどのような順番で展開すると良いかなど、経験者でなければ絶対に分からない情報を得ることができました。最終的に自社独自で調査した内容と合わせてクライアント企業にレポートしましたが、実践的なアクションプランの提示につながったと感じています。

面談の成果をどのように感じていますか?

 具体的なアウトプットとしては、面談でお伺いした内容をもとにブログなどで発信して、反響をいただいたことや、クライアントの課題解決に貢献できたということになります。しかし、ビザスクのスポットコンサルを数件やってきた中で言えば、「しがらみから離れて、一次情報を得られる」という点がメリットだと感じています。何か情報を得たいと思っても、2次情報や相手の営業活動などのフィルターがかかってしまいがちです。セミナーなどに参加して人脈を作ったとしても、継続するには限界があります。しかし、ビザスクであれば、サービスの利用者として知見をお持ちの方に質問ができますので気兼ねをする必要もありません。

また、実際にその業界に携わる方から1次情報を得ることで、現状の理解が深まり予測を立てることができるようになります。事業環境に関して新たな視点を入手することで、リスクを低くし、チャンスを広げることができるのではないかと考えています。フィルターのかかっていない1次情報が得られる機会として、ビザスクのスポットコンサルは期待以上の価値があると感じています。ビザスクのアドバイザーの方には10名弱はお会いしていますが、どなたもとても真摯に対応してくださいましたし、「可能な限りの情報を伝えよう」というスタンスで臨んでくださるのが良いところだと思います。

ビザスクはどのような方におすすめですか?

周囲の人にお勧めもしていますし、当社のブログでもビザスクを紹介しました。先ほどもお伝えした通り、ビジネス上で何かしらの仮説があるという方には、検証のための1次情報の収集の機会として活用できるのではないでしょうか。ビザスクのシステムは、ユーザビリティも良く使いやすいです。システム上でのアドバイザーとのやりとりも分かりやすいですし、よく考えられて作られているサービスだと思います。システムの観点からもおすすめできると思います。