資金調達、事業構築の経営課題からモノづくりの技術領域で面談

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4
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加工技術 新規事業 樹脂 経営戦略 資金調達 

樹脂成形を中心に1次加工の成形から塗装、シルク印刷、レーザー、組立まで一貫生産で提供するナガシマ化学工業所。海外生産進出拠点として、中国広東省、ベトナム ホーチミンにも工場を所有し、生産体制を拡充しています。今回は、代表取締役 専務 永嶋 茂氏にビザスクの利用事例についてお話をお伺いしました。

サマリー

  • 課題:既存のネットワークでは知り得ない情報や自社内にない知識を取り入れたい
  • 案件テーマ:資金調達や事業構築の経営領域。樹脂の最新の研究成果
  • 効果:アドバイザーから今後の事業展開に向けた示唆をいただき、事業の構想に寄与している

ナガシマ化学工業所の事業内容について教えてください。

1968年設立の樹脂成形を中心とした加工業を専門とする会社です。車載情報通信機器用のフロントパネルや、大物成形品並びに小物成形品の組立加工、各種成形品に対する塗装、UV塗装が主な事業内容です。1次加工の成形から塗装、シルク印刷、レーザー、組立まで一貫生産で提供しており、試作品も承っています。現在は、日本、中国、ベトナムで170名(2015年12月時点)の従業員が在籍しています。

ビザスクの「スポットコンサル」を初めて知ったときの印象を教えてください。

インターネットのメディアやSNSで記事を見て、ビザスクの存在は知っていました。最初はどのような場面で利用するのかあまりイメージできず、「いろいろな方と繋がれば、有用な情報が得られるのかもしれない」という程度の印象でした。しかし、ある方に「ビジネスの課題で相談したいことがあるなら、ビザスクを使ってみたら?」と伺い、改めてビザスクのサービスを検索してみました。よくよく見てみると、サービス構成やシステムもしっかりしていることが分かりましたし、評判もよく、きちんと謝礼をお支払いしてアドバイスを受けられるという点に好感を持ちました。謝礼をお支払いするからこそ、アドバイザーの方も本気でお話をしてくださるのではないか、と思いました。

経営に関してアドバイスを受けた案件について教えてください。

最初は、新たな事業の柱を作っていくための資金調達についてお話をお伺いしたいと考えてご相談しました。銀行とのお付き合いもあり、融資や助成金などについては情報をご提供いただいていますし、当社でも随時情報収集しています。しかし、既存のお付き合いの枠外の情報や評判は、なかなか入手しにくいものです。そこで、最近の資金調達事情の中でも特にベンチャーキャピタルから資金の調達を受ける意義や方法について、実際にベンチャーキャピタルから出資を受けた経営者の方にお伺いしました。

そして、資金調達についてのアドバイスを受けた後に、当社の事業に近い領域でアドバイザーがいらっしゃらないかとご相談しました。そこでご紹介いただいたのが、製造業で会社を立ち上げた若手経営者の方でした。このアドバイザーの会社では、自社ブランドで製品を展開されているので、企業が自社ブランドで製品を出す経営上の意義や上市に向けてどのような施策を行ってこられたかをお伺いしました。新製品を出すということは、お客様に価値を提供するという観点だけでなく、特許をどのように守っていくのかという点が最も重要であるというお話が印象に残っています。実際に、自社ブランドでのビジネス構築で成功されている方の「新製品は、出すだけではいけない」という言葉から、今後の事業展開を考える上での良い気付きをいただけたと思っています。

樹脂の加工に関して、アドバイスを受けた案件について教えてください。

 樹脂成形に関しては当社でも知見や技術があるのですが、ある新しい樹脂の特性の理解については、社内の知識だけではどうしても越えられない壁にぶつかってしまう状況がありました。そこで、その樹脂の最新の研究を行っている方にお話を伺えないかと相談しました。専門性の高い領域ですので、アドバイザーが実際いらっしゃるのか確信はありませんでしたが、樹脂の専門家の方2名にお話をお伺いすることができました。アドバイザーに期待していたのは、新しい樹脂の研究や取扱い実績でしたが、プロフィールを拝見して、こちらの要望にマッチしていると判断できました。こちらの質問への回答だけでなく、これまでの成功体験も失敗体験も含めて様々な事例をお話いただき、当社では取り組んでいなかった新しい方法論の示唆もいただきました。

アドバイスの内容は、どのように活用されていますか?

どのアドバイザーからのお話も、当社の既存のネットワークではお伺いできない新しい情報でしたので、今後の事業展開に向けた示唆となっています。また、結果論ではありますが、実際に行動に移して成果を出した経験のある方とお話して、「当社もやってみよう」という勇気もいただけました。アドバイザーのお話でのヒントが、今後の事業構想に寄与していると感じています。

実際にご利用いただいて、ビザスクのメリットをどのようにお感じでしょうか?

 ビザスクのスポットコンサルを利用して感じた価値は、普段会えない専門性のある方に直接お話が聞けるということだと思います。セミナーでも情報収集はできますが、自分の知りたいことを、じっくりお伺いすることはなかなかできません。ビザスクを介せば、きちんと謝礼もお支払いして、1対1でお話をお伺いする環境を設定できます。そのような場を提供してもらえるのは、ありがたいですね。私にとってビザスクは、日本も海外も含めたビジネスの知見のある方の人脈を持っている人のようなイメージです。実際にそのような個人はなかなかいませんが、「このような相談がしたい」と言えば、それにマッチした方を紹介してくれるというのがビザスクの価値ではないでしょうか。また、仮に人脈のある知人がいても、紹介のお願いばかりをするわけにもいきません。しかし、ビザスクはマッチングサービスとして展開しているので、気兼ねなく利用できるというのも良い点だと思います。

また、私自身、海外駐在をしていまして、日本の状況について直接話を聞く機会が少ない状況です。インターネットで情報や事例を調べることもできますが、やはり生の声をお伺いしたいこともあります。海外や地方にいらっしゃる方も、ビザスクを利用すれば電話やSkypeで直接お話できるので、活用のメリットが大きいのではないでしょうか。